私はスイス内、そしてスイス以外の国にも出かけて取材を続けています。本当に、いろいろな分野に従事しているかたたちにお会いしてきました。
「日本の媒体に記事を書きたい、取材したい」と申し出て、承諾をもらったり断られたりですが、取材をさせていただける場合でも「本当に日本の読者向けに、日本語で記事を書くのですか」と聞かれることがあります。ですから、なぜ、その媒体でこの記事を書きたいのかということをよく説明しています。
ジャーナリストでも、ライターでも、記者でも、私の肩書きは客観的にはいずれでもよいのですが、ニュースを伝える日本の機関(雑誌やサイト)があなたたち(取材対象)に関心を持っていますよ、ということは、あまり取材をされたことがない人や企業にもどんどん伝えていきたいと思っています。
私が書いた記事が、少しでも、ヨーロッパと日本の橋渡しになればと思います。